現在休職中の夫私が家族から受けた名言などをまとめています。
小学生の長女は毎週土日に習い事をしています。音楽系3つと絵画系1つが隔週に散りばめられて通っています。
仕事をしていると休日はゆっくり過ごしたくなりますし、勉強会や講習会など仕事以外のイベントに参加すると、翌日から仕事の時はブルーでしたが、子供たちはどのように感じているのでしょうか。
日曜日の習い事
長女は週末土日に習い事をしています。毎週土曜日は音楽系が2つ、日曜日は隔週で別な音楽系1つと絵画系1つ、通っています。それぞれに宿題がありますが量は少なく、少ないが故に、自分で率先して練習しないと課題がいつまでもクリアできず、モチベーション低下へ、という沼にハマってしまう感じがある習い事です。
そんなわけで自主トレ的な練習だけでなく宿題すら忘れていた回は、暗い顔をしてあまりしゃべらず、黙ったまま教室に向かい、無事終わると明るく機関銃のように話し始める長女です。ただ本格的な習い事ではなく、あくまでも広く浅く趣味程度に習っているため、宿題を全くしてなくても怒られることはないのですが。
小学校低学年の頃は遊び程度の感覚だったため嫌がることもありましたが、今では暗い顔をすることはあっても嫌がることは無くなりました。毎週土曜日の習い事は親から勧めて始めた習い事で、イヤイヤでも親が連れて行きましたが、隔週日曜日の習い事は長女自ら通いたいと希望したため始めた習い事で、もう一つの絵画教室も子供の希望で親が探してきた習い事でした。それに関しては本人から辞めたいという希望がはっきりない限り、続けていくことは長女も理解していたようで、嫌がるそぶりは見せないようにしているようです。
日曜日の習い事、大人ならしんどいけど
日曜日の習い事は午後からで、私たち親は終わるまで近くのショッピングモールで時間を潰すのですが、親としてはこの時間帯から翌日の仕事が頭をよぎり始めます。もしこの時間に家でゆっくり横になって休憩できたら先週の疲れが軽くなったのに、などと考える時も多いです。
習い事が終わり、帰りに買い物も済ませ、家に着くのが夕方5時か6時です。その頃には晩御飯を作る気力もなく、夫婦どちらかがやる気にならなければ、ピザでも頼もうか・・・、という結末に至る日も少なくはありません。風呂に入り夕食を食べなんとなくテレビやスマホを見て就寝時間になり、ため息をつきながら、月曜日の仕事に憂鬱さを感じながら寝床につくことがほとんどです。
そんなある日曜日の就寝時間に長女に確認したことがあります。私がパワハラ受けて休職に追い込まれる前で、でも仕事の疲労もピークに達しているときでした。「日曜日に習い事して休む暇なく月曜日に学校ってしんどくない?」と尋ねると長女は「別に、好きなことしているからしんどくないよ。そりゃ明日の授業で体育があったら嫌やけど、日曜日の習い事がしんどくて月曜日学校が嫌やってことはないかな」と。親として聴いた自分が恥ずかしいと共に、長女ってすごいなっと思いました。確かに最近では下校後、宿題前に習い事の練習したり、前向きな行動が見られるようになり親としても少し驚いていました。ここに至るまでに数年かかっていますが。妻も日曜日は何も予定がなければ、子供が前から行きたいと言っていたところに誘って連れて行ったり、DIYをしたりと何かしら行動していました。夫私は誘われても断って、家でテレビを見たりゴロゴロ昼寝したり意味なく過ごしていました。横になることが仕事で疲れた体を休息できると勘違いしていたのです。
休職し始めた頃、自分の時間のリズムがつかめず(今も暗中模索状態ですが)なんとかこの状況から脱したいと悩んでいると、妻もそれを気づいたのでしょう。「休養学」という本を買ってきてくれました。そこには長女の休日の過ごし方が理想的な過ごし方であったこと、妻の家族を誘って出かけたり今までしたかったことをしながら家族との時間を楽しむ、これが本当の休養であることを学びました。
現在、休職中なので毎日が休み、と思われがちですが、実は仕事をしている時よりもある側面でしんどい思いをしています。仕事が嫌で休職したわけではなく、仕事をしたいと思っても戻れない状況が続き、今後どうなるのか不安で経済的にも収入が途絶え家族への迷惑も感じてしまい、1人で家にいる時間が本当に辛いこともあります。しかしなぜか私の家族は責め立てたりせず、逆にゆっくり考えて決めていけばいいよ、というスタンスです。
休職してからしばらくして妻から聞いたのですが、子供達が「夫私がキレることがほとんどなくなった」と話していたらしく、私自身には全く自覚なかったため驚きました。パワハラを受け我慢して仕事を続けていたら多分さらにエスカレートしていたかも、と想像すると少し怖くもなりました。
長女が休みの日の習い事、自分の好きな習い事をすることで休みの日の理想的な過ごし方ができていること、妻が子供たちのしたいことをうまくスケジュールしながら家族との時間を大切にし、それが妻の休養に繋がってることを、今回も家族から多くのことを学ぶことができました。
休養学、そしてモチベーションの維持に関してさらに学習して行きます。